ABOUT US - 私たちについて -
海外で当たり前のように普及している治療を日本国内に広めたい
我々は血管内治療を専門とする医師です。わが国では罹患患者の高齢化と医療技術の進歩により、低侵襲で高い治療効果を有する血管内治療の需要が年々高まっています。我が国には国民皆保険制度という素晴らしい公的医療制度があり、日本全国どの病院でも一定レベル以上の治療が受けられる反面、欧米では標準となっている最新の治療や医療機器の導入の遅れが問題となっています。そのような有効かつ最新の低侵襲医療について国民の皆さまに共有し、普及したいという思いでこのウェブサイトを立ち上げました。血管内治療は多くの疾患の有効な治療法となり得ます。血管内にカテーテルという細い管を進めて実施しますので、痛みや苦痛は従来治療と比べかなり軽減されます。"欧米諸国で当たり前のように実施されている血管内治療を日本で受けられない状況を改善する" そのために日々知識や技術のアップデートを行うと共に、皆様の良きパートナーでありたいと考えています。
市橋成夫
SHIGEO ICHIHASHI
血管内治療専門 放射線科IVR医
2003年に京都府立医科大学を卒業し、同年同大学放射線科に入局。済生会滋賀県病院や倉敷中央病院で総合画像診断とIVRの研鑽を積み、2009年に奈良県立医科大学放射線科に入局。2013年から2年間にわたり、アメリカニューヨークAlbanyメディカルセンター血管外科、ドイツRWTH Aachen大学応用医用工学部門に留学し、海外の最新の血管内治療についての知見を深める。2022年 奈良県立医科大学放射線診断・IVR学講座 講師、2024年から同講座准教授。国内や国際学会から数多くの講演依頼あり。2018年より開始したライブ手術研究会 NEXT(Nara Endovascular eXperience and Technology) シンポジウムの実行委員長として最新の血管内治療の普及やエビデンスの発信に邁進している。
TARGET DISEASE
藤村直樹
FUJIMURA NAOKI
血管外科医
2003年に慶應義塾大学医学部を卒業、同年慶應義塾大学医学部外科学教室に入局。2012年より米国スタンフォード大学血管外科、2015年にはフランスStrasbourg 大学に留学。同年帰国し、東京都済生会中央病院血管外科、2024年より慶應義塾大学外科に帰学。幼少期を米国で過ごした経験があり、語学堪能。数多くの国内、国際学会で招待講演をこなす。大動脈疾患や末梢動脈疾患についての数多くの多施設共同研究を主導し、血管病診療のエビデンス構築、標準化に尽力している。